
午前11時ごろから始まり、キッチンに集まったみんなでワインを飲みながらお菓子を作って、パスタをこねて、お肉を焼いて…。ヴィットリアさんのお料理教室は大人気だそうで、ゲストブックにもたくさんの「よかった!」の声が寄せられていました。ヴィットリアさんはイタリア語でレッスンを進めるのですが、「世界共通言語」の笑顔と身ぶり手ぶりで、レッスン内容は全く問題なく伝わっていました。



この日のお料理教室で作ったメニューは、①ズッキーニのフリット ②ほうれん草入りリコッタのラビオリ・セージバターソース ③子牛のソテー・ポルチーニソース ④ビスコッティの一種、カントゥッチ。トスカーナの典型的な家庭料理のメニューです。(お肉だけ、すっかり撮影を忘れてしまい…私のカメラでお鍋を撮ったものしかありませんでした。ごめんなさい)




まず、生地を練ります。ボードに山盛りにした粉と砂糖に卵と溶かしバターと甘口ワインのヴィンサントを混ぜ、アーモンドをたっぷり加えて、手でこねていきます。べたべたしていた生地が、だんだんまとまってきて…。

ヴィットリアさん、一心にこねています。とっても力の要る作業なんだろうな。


棒状に形作って天板にのせ、オーブンへ!

幸せな甘い香りが漂ってきたら、焼き上がり。オーブンから出して、食べやすくカットします。おっ、よく知っているビスコッティの形になっている!


気どらないごく普通のキッチンで、口数少なく、でも始終あたたかな笑みを浮かべ、機敏に立ち働いていたヴィットリアさん。こういう人が、イタリアのマンマの味を継承し、守っているんだなと思いました。
実は今回のラビオリとお肉のレシピは、ヴィットリアさんから「日本へのおみやげに!」ということで教えていただき、ウェブサイトへの掲載許可もいただきました。こちらのページにアップしてありますので、見てみてくださいね!
Delicious Dining Club Premium
ほうれん草入りリコッタチーズのラビオリ
子牛のソテー 白ワインきのこソース
All Photos by courtesy of Mr Marco Bertoli
Special Thanks to Fattoria Lavacchio www.fattorialavacchio.com