Viv's Vivacious Everyday

2014年 11月 13日

永遠のブーケとブートニア

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2週間ほど前に発売になった『WEDDING ANNIVERSARY BOOK』
とても思い出深い本になりました。

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撮影は7月中旬過ぎの2日間。
長く大切にしてもらう一冊になるかと思うと、丁寧にやりたくて、
いつも以上にじっくりと時間をかけ、
2日間とも、朝早くから夜遅くまでスタジオにいました。

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この本のコンセプトにぴったりの
素敵なウェディングブーケ&ブートニアの制作と、
結婚4年目の「花婚式」のページの花をセレクトしてくださったのは
南青山の「ル・ベスベ」の高橋郁代さんでした。

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有名な方なので、ご存じの方も多いと思いますが
その高橋さんが、9月に急逝された悲しいニュース。
私もスタイリストの小山さんも、このお仕事が
高橋さんにお世話になった最後になってしまいました。

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ペーパーに何重にも大切にくるまれたお花が
スタジオに届いたのは、撮影2日目の暑い午後。

写真 1

花婿が襟元に挿す小さな小さなブートニアが
ブーケの横にちょこんと置かれていました。

写真 2

ペーパーで笹舟のような形の包みを作って
箱の中でブートニアがつぶれないように、迷子にならないように。
みんなで感動した、高橋さんのお花への愛情が伝わるこまやかな心配り。

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今週の初め、ベスベさんで行われた
高橋さんのお別れの会でいただいてきたお花。

写真 2

撮影の日のブートニアのように、一輪を大切にくるんで。
持ち帰って水に挿したら、つぼみが全部咲きました。

写真 3写真 4

美しいお花の写真集のような「ル・ベスベ」さんのダイアリーも
2000年から毎年、楽しみにしていました。
大好きなベスベさんの、高橋さんの世界でした。

写真 5

撮影のとき、デザイナーの若井さんと
お互いの愛犬が高齢で、元気がなくなってきたから
大切にしてあげないとね、という話をしたのですが、
私の愛犬はなはその撮影の10日後に、天国に行ってしまいました。
若井さんの愛犬も夏の終わりに、静かに旅立ったと聞きました。

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撮影はたった4ヶ月前のことなのに、
そのときお世話になった人が、一緒にいた家族が、
今はここにいないということ。

WEDDING ANNIVERSARY BOOKのラストは
長い時間をともに過ごした、お互いへの感謝を綴るページ。
すべてのことが永遠ではないけれど、
感動したり、幸せだったり、楽しかったり
誰かを思ったりの、そのときどきの思いは永遠ともいえる。
長く使ってもらえる一冊をつくる機会をいただいたのだから、
そこまできちんと考えなさい、と、誰かに言われている気がしました。

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高橋郁代さん、素晴らしいお仕事と素敵な思い出を
これまで本当にありがとうございました。

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